FMD(血管内皮機能)検査
動脈硬化の進展から将来脳梗塞、心筋梗塞を発症する可能性があるということは知られています。動脈硬化は血管内皮の機能低下から始まると考えられ、FMD検査は動脈硬化になる一歩手前の血管内皮機能状態を知ることで、動脈硬化の早期進行リスクを評価します。
血管内皮機能障害は食事療法、薬物療法、運動療法、禁煙などで改善できます。
FMD(血管内皮機能)検査とは 腕を圧迫し血管内皮細胞から生成されるNO(一酸化窒素)によって、開放後どれだけ動脈が拡がるかを超音波でみる検査です。
※NO(一酸化窒素)の働き:血栓の形成、プラークの形成を阻止する。血管を拡張させる。
検査対象 |
・高血圧、高血糖、高LDLコレステロールと指摘されたことがある方 |
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検査方法 |
①上腕にカフを巻き、超音波を使って安静時の上腕動脈径を計測 |
正常値 |
7%以上(4%~7%未満は境界域) |
注意事項 |
・乳がんでリンパ節を切除した腕は出来ません。 |
※ 5分間駆血するため、痺れと痛みを生じますが検査後には改善します。
※ 検査は基本は空腹でお願いします。
ただし、お食事されても次回検査するとき同じ条件なら問題ありません。